〈文学の冒険〉

『酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』ヴェネディクト・エロフェーエフ

酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行(いき) (文学の冒険シリーズ) 作者:ヴェネディクト エロフェーエフ 国書刊行会 Amazon ヴェネディクト・エロフェーエフ『酔いどれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(1970) 2022/7/24-29(4日間) 7/24 日 奈倉有里『夕暮…

『真っ白いスカンクたちの館』レイナルド・アレナス

真っ白いスカンクたちの館 作者:レイナルド・アレナス インスクリプト Amazon レイナルド・アレナス『真っ白いスカンクたちの館』(1980年) 2023/12/4〜12/28(計18日) 第一部 プロローグとエピローグ 12/4(月) 〜p.36 文章ヤバい。執拗な繰り返し。意識の…

『夜になるまえに』レイナルド・アレナス

www.kokusho.co.jp 夜になるまえに 作者:レイナルド アレナス 国書刊行会 Amazon レイナルド・アレナス『夜になるまえに』2023/11/20~12/1(9日間) 2020/12/11 最初っからやばすぎる。文章から感じる圧倒的なエネルギー。書くために生まれてきた人間、書く…

『土台穴』アンドレイ・プラトーノフ

土台穴 (文学の冒険シリーズ) 作者:アンドレイ プラトーノフ 国書刊行会 Amazon アンドレイ・プラトーノフ『土台穴』(1930年執筆) 2024/1/9〜19(計10日間) 1/9(火) p.3~23 自然の擬人化が多め? 抑制的だがやや独特な文体。生きることの哀しみ、憂鬱さ…

「愛」「別れ」ウラジーミル・ソローキン

初ソローキン ○愛 1年くらい前、沖縄時代に書庫で冒頭のこれだけ読んで「脳みそをハンマーで殴られたような」(クリシェ!)衝撃を受けたのを覚えている。急転直下のオチ、「何かの機械に突然人間がすり潰されて肉塊になる」くらいしか覚えてなくて、今回わ…

『めくるめく世界』レイナルド・アレナス

2019/11/23読了 最初の1章が人称を変えて3連続で続くところ、ここがハナっから最高だった。アレナスを読んでるって感じ。 p.50~100あたりまで。メキシコの港に幽閉され、出航してから少しダレてきた? 如何せん牢獄に入れられすぎじゃないですかね…作者自…