2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『十字架』重松清

※この記事の文章は、さきほどnoteに投稿したものと同じです。 十字架 (講談社文庫) 作者:重松清 講談社 Amazon 小学校の頃から重松清が好きだった。 特にこの『十字架』という小説は、自分にとってかなり印象深い本だ。これを読んでいたのは小学校を卒業する…

『車輪の下』(1)ヘルマン・ヘッセ

義務教育で読んだ「少年の日の思い出」を除けば、初ヘッセ。「お前好きそうなのに読んでないの意外」と複数名に言われながらもここまで通ってこなかった。 『荒野のおおかみ』とか『ガラス玉演戯』とかを本当は読みたいのだけれど、そうした後期の名作をじゅ…