オーストリア文学

『アムラス』トーマス・ベルンハルト

アムラス 作者:トーマス・ベルンハルト 河出書房新社 Amazon 「アムラス」と「行く」という中編小説2つを収録 2023/11/6〜17計8日間 「アムラス」 1964年 『凍』に次ぐベルンハルトの第2作目 計4日間 11/6(月) p.7~p.26 文章がヤバい。長いし修飾関係もわか…

『縛られた男』(3.)イルゼ・アイヒンガー

縛られた男 作者:イルゼ アイヒンガー 同学社 Amazon 続きです。後半の6編を一気に読みました。 ・鏡物語 さあ行きなさい!今がそのときよ!皆呼ばれて行ってしまった。行きなさい、あの人たちが戻ってくる前に、あの人たちのささやき声がまた大きくなる前に…

『縛られた男』(2)「夜の天使」イルゼ・アイヒンガー

hiddenstairs.hatenablog.com こちらの記事を投稿してから数ヶ月放置していたが、アイヒンガーの気分にふとなったので1編「夜の天使」を読んだ。 ・夜の天使 文章がヤバすぎる。アイヒンガーやっと本気出してきたか……って感じ 冒頭の段落がめっちゃヤバいの…

『縛られた男』(1)イルゼ・アイヒンガー

20世紀のユダヤ系オーストリア作家であるイルゼ・アイヒンガーの短編集で唯一邦訳されている『縛られた男』を借りてきた。 縛られた男 作者:イルゼ アイヒンガー 同学社 Amazon じぶんが愛読している読書ブログのひとつである『もれなくついてくる何か』にて…